昨今の脱毛比較サイトが、おそろしく情報操作されていると思う具体的な理由

脱毛

こんにちは!最近の脱毛事情やその情報に関して思うことがあったので今回はお話ししたいなと思いました。その前にちょっと余談なんですが、脱毛の始まりについてお話ししますね。

脱毛の歴史を振り返ってみよう

30年頃前までの脱毛

脱毛の歴史は逆さまつ毛の治療からだったんですね。このことを知っている人は非常に少ないと思いますが、

昔は今のような便利なマシンがなくて電気脱毛というニードル脱毛で行っていたんですね。勿論医療機関で行われるものでした。今とは違い1本の毛を取るのに12分くらいかかっておりました。

患者様のご要望で、まつげが生えなくなるなら無駄毛が脱毛したいという感じのニーズが増え、医療機関から脱毛士へと施術する側が移っていったんですね。という事で30年以上前はニードル脱毛しかない時代でしたから、私が元勤務していた大手企業はえらいバブルでした。

20年程前の脱毛の変革期

ところが20年程前かな。たまたまレーザーを当てた部分の毛が生えて来ていないという事から、これは儲かると考えた医師らによって一気にレーザー脱毛が普及しました。最初はとんでもないマシンも次々でて、毛を黒く染めてから当ててみたり((+_+))脱毛周期が遅くなるだけだったーーーり…

まあ、色々進化して開発もーリスク回避と共に進化し続けて現在進行形です。レーザー発売当初はまだ普通にエステサロンにもレーザー脱毛器が売られていて施術がなされておりましたが、すぐに医師しか取り扱いできないものとなりました。

とはいえ、既に多くの人口数の脱毛をお仕事にしている環境が整ってあり、全てを禁止したら廃業者が続出しますね。そんなこんなで現在に至っております。

そもそも光やレーザーによる脱毛理論は、実はまだ確立されていない?!

もともと、毛の生える製造工場の場所は毛根だと思い込まれていましたが、それ以外に毛の皮脂開口部じゃないかと仮説が立ち現在に至っております、実はまだそれに関しては全てがわかってはいない段階です。

SHR式脱毛の登場

表皮と毛根の途中、皮脂腺開口部分にあるのかもという仮説のもとSHR式の脱毛というのも登場しました。この理論でいくと毛の周期が関係ないという事になり、毛の根っこまで光エネルギーを届けなくてもいいという事になります。

元々皮膚表面に生えている毛より眠っている毛の方が多く70%以上ありますから、これで行くと1回で相当数の脱毛が可能で2-3回もあれば余裕で終わるはずなんです。毛の根っこまで光エネルギーを届けなくてもいいなら光の波長は短くてよいので一発の照射から次の照射迄エネルギーを溜めなくてもいいので連射照射が可能となり、脱毛時間は大幅に短縮されました。まるで夢のよう!

(この頃豆乳ローションで毛が生えなくなるブームもありましたね。)

SHR式脱毛の仮説失敗

ところがそう甘くはなくて・・・どうやら太くて根が深い毛はやっぱり従来の方法の方が生えてこなくなるという事が知られてきました。

細い毛に関しては生えてこなくなったのか周期が遅くなっているだけなのかは歴史が浅くて誰にもわかりません。まだまだ経過観察が必要なのかな?と感じます。

SHR式の脱毛がなくならないのも”お金”が理由

とはいえ高額なマシンですからマシンが無くなることは無いようで、当初の予定(眠っている毛に効果がある)とは全然違って、細かく通わせなければならなかったり旧式のマシンを購入しなおしたりして2台持ちしているサロンの現状があるのかなと感じました。

やけどの事故が多いのは大分回避できてきましたが、全てのどんな毛も生えなくするというのは課題が残っているようです。儲かる商売というのは異業種もどんどん入り込んできて税金対策でエステサロンを始める企業もありますね。

脱毛比較サイトは情報が偏っている

で、何が言いたいかと言いますと、近頃の脱毛比較サイトが、ま~医療機関でやりましょう!みたいな必死のサイトが多くて。

天下の医療機関が商売!ってな感じですね。わからなくないですがそんなに目くじら立てて顧客の取り合いしなくてもいいんじゃないかなーと(>_<)思います。特に出力が強いことがいいという理由だけで医療機関でやりましょう!とお話ししている先生は、それしかわかっていないのかな?という気がしてしまいます。。確かにお医者様が脱毛してくれるなんてこんな安心はないですよね。

どうせならきちんと肌リスクにも毛に関しても、こだわってくれている先生であってほしいな。と思います。

実は知られていない、脱毛のリスク

リスク1.VIO脱毛は精子が減る

例えば男性のVIOラインの脱毛は、精巣に強い光刺激を与えるため精子を殺すことになります。少子化なのに、日本男子の健康な精子は大丈夫か?とか(>_<)

YouTubeで脱毛に関しての動画やその他のネット記事を見ていて思ったことは、わかっていない人がわかったようなことを話していて、その人がそもそも人気があって・・・影響力がありますね。

リスク2.光源による眉毛脱毛は目に悪い

眉の際、眉間までしてくれるか確認しましょう!だなんて、お話ししていますね。その行為、やばいんじゃね?といった感じをうけたこともあって…今回書いてみました。

当てなくってもね、目に悪いんだよ。・・・マシンを調達しに行った20年位前にとても感じたことなんですが、あんまりわかってないっていう事。

確かに画期的なマシンは便利ですが、生えている毛を見ないで剃った状態で出力を決めているでしょう?。どうして少し毛を1部残してきてくださいと今の毛の状態を確認したくならないのか????( ,,`・ω・´)ンンン?

剃ってしまっていて本当にわかるの?と不思議です。そして、おすすめサイトや情報がコピペしたような同じ内容。。。それしか情報が顧客も得られなくて。。。

わかってないせいかそこまでこだわって考えていないのか、謎。

えーーーーーーっなんだこのどこも同じ情報のみの記事は????と思っちゃいました。

脱毛に関する情報が、質が悪い理由はアフィリエイト目的のビジネスばかりだから

その原因は多分、アフリエイトってご存じでしょうか?紹介記事を投稿すれば収入になる仕組みですね。なので、真実を知らなくても検索してそれなりの情報で記事を書いて投稿したり口コミをすればお金になる仕組みです。

そのせいかな?似たような情報があちこちで書かれてそれが本当になってしまう。という恐ろしい情報社会であるというわけですね。

私はこの業界で30年間毛を抜き続けてきていますが、マシンの評価もそれなりに各社回って体験してきていますが、これらのネット情報で、ドン引きしてしまいます。

あまり書くとつぶされてしまいそうなのでサラッとしか言えませんが、現時点での結論はもちっとしたお肌のままで脱毛したいなら回数をかけてI2PL脱毛(毛に加わる熱量70度以上)、回数を減らして少ない回数で脱毛したいならレーザー脱毛(毛に加わる熱量200度~500度以上)お肌の水分量は少しぱさっとした仕上がりになるイメージ。

だからといってそれ(脱毛後の肌の水分量)を気にするのは私くらい?)のレベルですかね(^-^;…特に肌質にこだわらないのであれば…

全身の毛は部位によっても違いがあるのと太い&細いが混ざっていたり、また実は体の毛の生え代わりの周期は全身同じではないのですがそういったこと気にしていないのかな?先ほども書きましたが大事なのは出力ではなく毛の状態に合わせた波長の長さなんですけどほとんどの施術者はそもそも生えている毛の状態は見ていないので正確にはわかりませんね。(>_<)

レーザー脱毛は、産毛が硬毛化するリスクが高いのも事実

産毛が硬毛化するリスクは圧倒的に出力の出るレーザーの方が多いと思います。昔は硬毛化はあったにしてもこんなに多くなかったです。またこの対処法はレーザーを置いている施設ではレーザーを当て続けるしかなく対処は難しいと思います。実際そうなった毛はもう既に、毛の根っこに水分が全くない不思議現象がおきているんですよね。ーーー

そういった硬毛化した毛はうちのサロンは得意なのでお任せください(^_-)-☆ ←強気で宣伝(^-^;目立つとつぶされる(>_<)ちなみに私はレーザー脱毛を否定するわけでは全くありません。回数がかからないのはやっぱりダメージを集中させる光源のレーザーなのかなと思います。

ですが、色のついた毛や毛周期の遅い下半身の脱毛はわざわざレーザーで肌リスクを取らなくても充分脱毛ができるのになって思います。私の最近の観察から最近の家庭用の脱毛器が割と優秀なのかもしれないと脅威を感じています。(^-^;

脇やVIO等の太めの毛は特にお肌の色素沈着などのリスクを考えると回数をかけてやった方がいいかなと思います。

脱毛師が実の娘にもおすすめする、本当におすすめな脱毛とは

うちの娘は関東に行ってしまったので都度払いの医療機関をお勧めしましたが硬毛化した場合は即座に中止する事と、いきなりVIO脱毛はレーザーでしないで帰省時にこちらで減らしてからするよう話しています。何故なら毛が密集して生えていて毛が濃いと熱量が集中してしまうので肌リスクが高まるからです。なんでも強ければいいというような医療機関の強気な発想は私にはありません。

レーザーならできれば3~5回迄?にしたいところです。SHR式の脱毛などは次々と新しい手法の脱毛器が出てきていて歴史が浅すぎますし、昔いろんなマシンが出回ったあの頃に似ている気がして何度か試すorそのマシンのみでは行わないようにと話しています。

皆さんにもお伝えしますが、施術説明で VIOも含めるならこのマシンで、含まないならこっちのマシンで全身やりますみたいに 毛の状態ではなく作業効率でマシンが決まってしまう様な医院やサロンは多く、その結果硬毛化したり減らなかったりしているように思います。よく勉強しているか結局、施設の営業方針だったり人によるんですかね。

それから産毛の脱毛はターゲットが浅く小さく難しいんですよね。光源エネルギーでよく減るマシンは聞いたことがないです。角質の厚い箇所や太すぎる根っこの深い毛、色のついた箇所の毛や細すぎる毛は光やレーザー照射では減りにくいです。

1本1本の毛の根っこと毛の周期と30年も観察&お付き合いしてきたことで毛の特徴がわかるような感じです。もし、どうしても取れない毛でお悩みの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいね。

以上、脱毛の歴史から今後の脱毛を考えてみました!

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